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2020
12.18
採用

エージェントの参加形態 エージェント専業モデルの場合

こんにちは
エージェントリクルート担当の丹 信貴です

前回の記事の内
今回はエージェントの「専業モデル」についてお話しします

いろいろ見解はあるとは思いますが

リマックスナウでは

専業モデルについては
①「リマックスエージェント」専業モデル
②リマックスエージェント(本業)+ 副業(アルバイト等)

の2つに分類されます。

ここで②とは、本当は専業で頑張りたいけど、「自信がない」「金銭的に余裕がないのでしょうがなく」とか「恐れから万が一の保険として」
副業を行う方が多いのですが
副業とは、時間の切り売りにより成立するもので、その切り売りした時間数だけ、成長や機会を失う可能性が非常に高いため
結局、エージェントとして成功、成立する可能性が低い結果になります
本当に、その選択にはご注意ください

本命の異性と幸せになりたいけど、自信がないから
好きでもない他の人と付き合い保険を掛けるような人が
本当に好きな異性を射止め続けることができず、
二兎追うものは一兎も得ず、になることを見れば
これ以上の説明は不要です

話を戻して、まず

①「リマックスエージェント」専業モデルについてですが
字の通り、リマックスエージェントが提供する
「不動産仲介サービス」を主業または専業とする参加方法です

原則、この仕事で獲得できる報酬の主な源泉は
エージェントが不動産仲介をし、ブローカーオフィスがエージェントの取引先から受領する仲介手数料等(以下、「月次手数料」という)になります
ここから、エージェントは自身が契約している報酬還元率にて報酬がオフィスから支払われます

例として、報酬還元率60%にて契約のエージェントが
当月100万円(税抜)の月次手数料を獲得した場合、
54万円がエージェントの受領する報酬になります

具体的な算出方法については、オフィス見学会時にご説明しております

ちなみに、エージェントの報酬還元率の算出方法含めすべてのエージェント契約の条件は、
リマックスのオフィス毎によって自由設定になっています

リマックスナウでは、報酬還元率1~95%をエージェント自ら選択できます
選択に、経験、未経験等制限はありません
自分の意志のみで設定できます

また月次手数料の範囲ですが
エージェントがリマックスナウの名義にて取引が必要な受領手数料になりますので
エージェントが自ら直接受領できるような紹介料等はこの月次手数料には含まれず、
エージェント自身のビジネスとして100%受領していただければよろしいかと思います

専業モデルの方の具体的な稼ぎについては
当然エージェント毎で違いますが
自分の不動産仲介ビジネスの構築を
どのように作るか、によります

エージェントはこの構築の方法について
先輩エージェントを始めとして、オフィススタッフや
他のリマックスのエージェントやオフィスオーナー
他の不動産業者や不動産所有者、本、セミナー等
スタディーミーティングを通して
学びと経験を積みながら手に入れることになります

ここで大事なのは、小手先の技術やトレンドの表面ばかりで解決しようとせず
しっかりした学びと経験を積むことが結局のところ一番近道になる、ということです

次に、売上の構築の仕方ですが
はっきり言ってこれは、人それぞれ、構築方法によりますが
参考にリマックスジャパンでは
”5 STEP AWARD”
という、一定の成長基準を設けています

それも考慮に入れたとして
不動産未経験・営業未経験の方が
まず最初に取り組むのは

3ヶ月で1契約
6ヶ月で合計手数料売上100万円
1年で合計手数料売上600万円

を目安にすることでしょうか

2年目以降は

年間1200万、月額平均100万円の手数料売上 をひとつのバーとして
年間1800万 月額平均150万円
年間2400万 月額平均200万円

あたりを計画的に構築することがよいかと思われます

取扱いするものによってかわりますが

一般的な売上の公式は

売上=数量×単価です

ここでいう数量は、取引件数と考えてください

順番としては、まず取引件数の増加から取り組みます

人間の一般的活動時間の制約上、もし一人のエージェントが1~10まですべて自分で担当した場合
現実的な取引数は 年間24~36件(平均30件) 月2~3件(平均2.5件)の取引数が現実的な数値になってきます

リマックスエージェントには年間100件近くの取引を一人でされる方もいますが
これは例外とみて、平均30件の取引件数を安定的に行えるようにできることが大事です

そして、次が単価です

最初に申し上げた年間600万円の手数料売上をこの公式に当てはめてみると

30件×X=600万円
X=20万円

となり、1取引当たりの単価は20万円になります

これは、賃貸ですと家賃20万円の仲介手数料(片手)
売買ですと売価500万弱くらいの仲介手数料(片手)

になります

みなさんにはこのハードルは高いでしょうか?

2年目以降にいついて、同じように当てはめていくと

年間1200万、月額平均100万円の手数料売上の場合、 X=40万円(片手)または、20万の両手取引
年間1800万 月額平均150万円の場合 X=60万円(片手)または、30万の両手取引
年間2400万 月額平均200万円 X=80万円(片手)または、40万の両手取引

になります
 
X=40万円の場合、賃貸で40万円の仲介手数料になり、住宅の賃貸ではなかなか都会の超高級マンションや外人向け高級賃貸が対象になるので、どちらかといえば、店舗などの事業用賃貸がこのクラスでの主取引になってきます。売買の場合は、売価1200万円の築古区分マンションや中古戸建になりますかね。

このように計算してくと

取引数は安定させながら、どのような取引をベースに売り上げを組み立てていくかを決めていくことになります

取引単価をあげる方法としては

①賃料、売価の高い不動産取引を選択する
②解決能力(スキル)をあげて競争力の少ない取引をベースにする

になりますが、

①は活動地域により大きく変わるため(都会は圧倒的有利です)

理想的なのは②で経験値を積んでニッチ市場をみつけ、市場占有率をあげることが
長くエージェントを続けていくコツになります

仮に、リマックスナウのエージェントが
未経験1年目は手探りの為、報酬還元率60%にて活動し、
実際年間600万円の手数料売上を実現した場合、報酬は324万円になり、平均月収27万円になります
しかし、実際活動経費として平均月額6~8万円(7万)程、年間75~96万円(84万)程使っていたとすると、
実質収入240万円、月額20万円ほどになってしまいます(しかも税引き前)

この数字ははたして魅力的ですか?

次に、報酬還元率60%は据え置いて
実際年間1,200万円の手数料売上を実現した場合、報酬は648万円になり、平均月収54万円になります
同じく経費を使うと、実質収入564万円、月額47万円になります(税引き前)

この数字であれば少しはマシですか?

次に、おなじ手数料売上で報酬還元率95%にすると
実際年間1,200万円の手数料売上を実現した場合、報酬は1,026万円になり、平均月収85.5万円になります
このクラスの経費は少し高いので、平均月額15万、年間180万円程を使ったとすると
実質収入846万円、月額70.5万円くらいになります(税引き前)

同じ売り上げなのに、年収にして282万、月収にして23.5万円の差が出ました

ちなみに、一般的な不動産仲介会社で、年間売上1200万円のセールスマンの給料は、おそらく400万円前後かと思われます

多くの一般人が目指す年収1000万に到達する事を想定して
リマックスナウのエージェント活動に置き換えると
年間手数料売上1400万程で、年収1000万円は超えることができます

1400万円のセールスはあなたにとってハードルは高いですか?

年間1400万、月額平均116万円の手数料売上、年間取引件数30件の場合、 1取引あたりの単価46万円(片手)または、23万円の両手取引
賃貸仲介だと賃料46万円の店舗仲介(片手)、または家賃23万円の店舗仲介(両手)
売買仲介だと1400万円くらいの中古マンション(片手)

しかし、1年目では…
という方に聞きます

しっかり基礎つくりして地道に努力している
エージェント歴4年目のエージェントにとって1400万円のセールスはハードルは高いですか?

参考に一般的な不動産仲介会社で年間売上1400万円だと昇進できませんよ。もちろん年収は良くて500万?

石の上にも3年

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